こんにちは!けいたです。
韓国では8月の終わりとともに夏休みも終わりを告げようとしています。
韓国の大学生にとってはこの時期は수강신청(受講申請)の時期です。
僕の学校ではすでに終わり時間割が確定しました。
次の学期、自分がどんな授業を聞くのかが決まるため大事なイベントです。
受講申請は韓国の大学ならではのシステムで日本の大学とは異なります。
今回はそんな勝負の受講申請について紹介します!
目次
受講申請ってどんなシステム?
この章では僕がやったこのある受講申請の方法を紹介します。
早い者勝ちシステム
ほとんどの学校ではこのシステムが使われていると思います。
どれぐらい早い者勝ちなのかというと人気の授業は0.1秒後には席がなくなってしまうくらいです。
みんな秒単位まで表示してくれるサイトのタブと受講申請のタブを見ながら時間になった瞬間に押す感じです。

最近知ったのですが学校ごとのサーバーの時間を表示できるとか。
そのくらい厳しいものなのです。
延世大学では1年生は早い者勝ちのシステムなので2回やりましたが、直前は生きている心地もしないです。
マイレージシステム
このシステムは延世大学では2年生以降に使われています。
延世大学ではまずみんな「72」のベットできる数を持っています。
それを自分が聞きたい授業に賭けたい数をベットします。
ベット数の順で授業の席数以内に入れば無事聞けるという感じです。
心理戦みたいなものですが個人的には早い者勝ちよりはやりやすいです。
基本的には早い者勝ちの学校が多いと思うのでこの時期はみんなストレスです。
延世大学の受講申請の手順を紹介
今回の僕の受講申請の例に実際にどうやって受講申請をしたかを紹介したいと思います。
①どの授業を聞きたいかを選ぶ
まずは自分がどんな授業を聞きたいかを選びます。
みんなエブリタイムというアプリを使ってどんな授業が開講されるかをチェックします。
↓エブリタイムについてはこちらから↓
僕はもう3年生の2学期目なので卒業条件ともすり合わせながら選びました。
最初の希望の時間割はこんな感じ。

しばらくぶりに공간(日本で言う全休)を作れそうです。
②倍率を見る
聞きた授業が決まったらその授業がどのくらい人気かをチェックします。
どうやってチェックするのかというとまずエブリタイムで何人時間割に追加しているかを見ます。

この数字が時間割に追加している人の数です。
そして受講申請のサイトに行きその授業の定員を調べます。
それでその授業の倍率が1.0以上か以下か分かります。
③ベット数を決める
ベット数を決めるときに大事なのは②で見た倍率と過去データです。
定員を下回っている授業に関しては1だけベットしてもとれます。
倍率が高い授業、自分が絶対取りたい授業に関しては良く考えないといけないです。
受講申請のサイトではその授業の過去のマイレージ結果が確認できます。
僕が見ている数値は
平均値と受講できた人の最低値です。
これを2年分くらいチェックします。
僕はだいたい平均値から2-3ほど多いベットをするようにしています。
絶対に聞きたい授業から順にやっていきもし最後は平均値には満たなくても最低値は下回らないように調整します。
④結果発表
延世大学の場合には次の日には結果が出ます。
僕は今回は成功したので無事すべて聞きたい授業を取れました。
韓国ではすべての授業を取れることを올클(おるくる:オールクリアの省略)と言います。
延世大学では経営学部のような倍率が高い学部では全部とれることはありません。
早いもの勝ちのシステムでもすべて取れることはほとんどありません。
そのような人は次のステップ進むことになります。
⑤追加申請期間&変更期間
結果発表のだいたい2日後に追加の申請期間が設けられています。
そこで残っている授業から選ぶという感じなのですが、こっちは早い者勝ちです。
みんなPC방へ行きます。
そこでも上手くいかなかったもしくは違う授業を聞きたい場合には変更期間を利用します。
変更期間は学期が始まってから1週間の間で授業の変更が出来ます。
最初の授業でオリエンテーションを聞いてなんか違うと思ったら変更する感じです。
だいたいの流れはこんな感じです。
個人的には失敗のリスクが低いのでマイレージが好きです。
受講申請まとめ
今回は韓国の大学ならではの文化「受講申請」について解説しました。
どのタイミングでクリックするか、どんな裏技があるかなどは学校ごとそれぞれなのでエブリタイムの掲示板などを確認してみるのもありです。
今学期は僕も3年生の2学期。
今学期しっかり単位を取り切れば残りの単位数的にも安心できそうな感じです。
今学期も頑張りましょう!
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